「「杞柳細工実演+お話会」を開催いたしました!」
おおきに~☆ 風呂敷専門店「むす美」 の高橋です☆
昨日はSHOPむす美にて、「杞柳細工実演+お話会」を開催いたしました。
現地より平田優子様にお越しいただき、
実際に実演をしていただきながら、
参加者のみなさまからの質疑応答にお応えしていただきました。
カゴを編む際に木型を使用し、
それに1本ずつ柳を添わせながら編んでいきます。
平田様のお話によると、
東京より豊岡の方が湿度がありカゴを編むには適しているとのこと。
それは、乾燥すると柳が折れやすいという理由がありました。
実際にご参加いただいた方にも体験をしていただきました。
私も編ませていただきましたが、
編み目に沿って柳を1本ずつ通していくことが思った以上に難しかったです。
編みあがった後の木型を抜くところは、
なかなか見ることができないらしいですが、
平田様のご厚意で今回特別にみなさまにご覧いただくことができました。
私が驚いたお話は、
編み手の方、柳を加工する方と分業で行われるのではなく、
柳を畑で育てるところから、カゴを編む作業まで、
すべての作業を完成品にいたるまで一貫してご自身でなさっているということでした。
伝統工芸品にはそれだけの手間と時間がかかっており、
商品の仕上がりは本当に美しいです。
お客様も入れ代わり立ち代わりお越しいただき、
杞柳細工の魅力を少しでも知っていただくことができました。
今回のJAPAN TRADITIONAL CRAFTS WEEKのイベントは11月3日(火)まで開催しております。
「杞柳細工」×「ふろしき」のコラボをで日本の魅力を感じていただける貴重な機会です。
それでは☆ 風呂敷専門店「むす美」の高橋でした☆