「風呂敷の知らない魅力 その5」
おおきに~。風呂敷専門店「むす美 東京」スタッフの今泉です。
『風呂敷の知らない魅力』と題してから今回で5回目となり、気づけば私も入社をして
8ヶ月目に入りました。日頃ご来店いただくお客様へ風呂敷の魅力をご紹介していますが、初めて来店される方より...『風呂敷のイメージが変わった!』というお声を多くいただきます。実は私も...入社前はお客様と同じでしたが、最近は風呂敷の良さが再評価され、また外国の方にも高い関心をお持ちいただいております。
そこで今回の「風呂敷の知らない魅力」では...
上品で美しい正絹の風呂敷【二巾7号(約68cm)正絹ちりめんハケ染】をご紹介致します。
色と色の染め分取りは、無地の風呂敷にはない華やかさがあります。色の濃淡やぼかしを活かしたデザインは、何種類もの刷毛を巧みに使い分けるベテラン職人の刷毛さばきにより描き出されています。
包み方:平包み
【ハケ染め】
ハケ染めは、1枚ずつ全て刷毛で染めていきます。大きな刷毛で大まかに色を付け、小さい刷毛で細かい部分や角などを表現します。刷毛を何回も摺り重ねることにより、優しく深い色合いに仕上がります。下書きがあるそうですが、形や色の濃さ等ほぼ同じように染色するのはとても難しい技術!さすが職人さんです。
今回ご紹介した風呂敷は絹製品の為、水洗いはできず、洗濯はドライクリーニングとなります。正絹の風呂敷は、他素材に比べますと...やはり上品で『和』を感じられ、職人技から生まれる風呂敷の魅力も表現されています。
二巾7号正絹ちりめんハケ染シリーズは、全3デザインございます。
残りの2柄はこちらになります。
(山取桜/ピンク)
季節を問わずハレの日を祝う1枚としていかがでしょうか。
それでは、風呂敷専門店「むす美 東京」スタッフの今泉でした。
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