「街で見かけた風呂敷・文様 ~秋の京都へおこしやすぅ~ 」
おおきに~。 風呂敷専門店「むす美 京都」 スタッフの田中です。
京都店オープンから7ヵ月経ち、私の生活は風呂敷を活用する暮らしに変わりました。
1年前まで全く想像していない世界でしたが、街中で「あの風呂敷の文様だ!」とか「この風呂敷の使い方真似しよう♪」など今までとは違う景色が見えてきました。
そこで、街中で見つけた風呂敷や風呂敷と同じ文様を少しずつ、気まぐれにご紹介していこうと思います。
まずはやっぱり一番目立つこちらをごらんください。
四条烏丸にある『COCON KARASUMA』
京都の中心部で大胆に雲がゆらゆらと浮かんでおります。
こちらは江戸初期から続く京唐紙の老舗「唐長」の天平大雲
この文様は三つの雲塊を細い尾で連結した大胆な連雲文で
大きくうねる雲はめでたい時にかかる瑞雲だと云われています。
また、雲は雨を呼ぶことから実りと豊穣を表し、良き事を呼び寄せ運気上昇の願いも込められています。
むす美では、正絹ちりめんにこの文様を重ねました。
45 唐長 正絹ちりめん友禅 【箱入帯付】 天平大雲 ウスキ
ふっくらとした独特の風合い、上品な光沢と柔らかな色合いに仕上げました。
45cmと小さめのサイズなのでふくさ代わりにもご使用頂けます。
文様は同じでも色や素材が違うとイメージが全く変わりますね。
「唐長」の文様は他の場所でもありそうなので、探すのが楽しみです。
紅葉始まった秋の京都でお散歩・観光しつつ、
面白い文様や風呂敷の使い方を一緒に探してみませんか?
それでは「COCHAEフェア」開催中の風呂敷専門店「むす美京都」スタッフの田中でした。
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