2017年11月14日 16:23
"熨斗文様"のご紹介です!
「"熨斗文様"のご紹介です!」
おおきに~。風呂敷専門店「むす美 東京」スタッフの奥山です。
「熨斗(のし)」と聞くと一般にお祝い事のお品物に掛けられる熨斗紙をイメージする方が多いと思います。
「熨斗」とは、鮑(あわび)の肉を薄くはいで引き伸ばしたものを紙の間に挟み、御祝儀の進物や、引き出物に添えたのが始まりとされています。
これが簡略化され飾りとなり、その飾りを熨斗紙に印刷したものも使用されています。
真ん中の細長い黄色いものが熨斗鮑(のしあわび)を簡略化したものです。
こちらは熨斗鮑の形を図案化し、数本重ねた"束ね熨斗文"です。
のしは延寿、鮑は長寿をもたらすと伝えられ、束ねることで人と人との絆、繋がりを表しとてもおめでたい文様です。
「束ね熨斗」は古典柄の定番ともいえる柄で、振袖や留袖、訪問着などにも数多く見られます。
実物は写真でご覧いただく以上に華やかで高級感のある正絹縮緬の風呂敷です。
是非むす美へお立ち寄りいただいた際には実際に手に取ってご覧下さい!
それでは、風呂敷専門店「むす美 東京」スタッフの奥山でした。
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