「桜があるって素晴らしい!」
おおきに~。 風呂敷専門店「むす美 京都」 スタッフの田中です。
ソメイヨシノが咲き乱れ、しだれ桜に八重桜とまだまだ桜を楽しんでいるので
しつこいようですが、また桜の話しても宜しいでしょうか?
皆様は「桜守」をご存知でしょうか?
重要な由緒ある桜の手入れをする植木職人さんの事をそう呼んでいるようです。
日本を代表する桜守と言えば、京都にある植藤造園の佐野藤右衛門さん。
御年90歳の16代目が今はご活躍されているのですが、
この方は金沢の兼六園にある菊桜を老衰する前に、遺伝子を残そうと10本の接ぎ穂を口にくわえたまま金沢から京都まで運搬し、奇跡的に1本生き残り、先代が枯死後、兼六園に移し替え、2代目の菊桜は今でも毎年素晴らしい花を咲かせているそうです。
又、八坂神社の隣にある円山公園は京都屈指の桜の名所です。
そこにある一際大きいしだれ桜は、現在2代目。
この桜は先代桜守の15代目が初代しだれ桜の種を、16代目が生まれた日に記念して植えた桜を初代しだれ桜が枯れた後に寄付した桜なのです。
あの桜は90歳!そして今も花を咲かせ人々を魅了させているなんてすごいですよね!
そこにある事は知っていましたが、そんな裏話があったとは知りませんでした。
この2年前のニュースサイトでもっと詳しく書かれていたので宜しければ是非。
16代目個人宅の庭園には、200本以上の多種多様な桜が植えてあり、毎年春になると桜の花が咲き乱れ、一般の人にも公開しているとの事。是非ともお伺いしたい!
1年中ずっと桜はそこにいるのに、今この時期の為に日々守ってくださる方がいる事に
とても感謝したいと思いました。
この話を聞いて伊砂文様シリーズのしだれ桜がものすごく愛おしくなりました。
それでは風呂敷専門店「むす美京都」スタッフの田中でした。
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