「京の社に息づく双葉葵」
おおきに~。風呂敷専門店「むす美京都」スタッフの横関です。
今、京都の町はある春のお祭りの真っ最中です。
トレードマークは、こちらの双葉葵。
江戸時代から続く唐紙屋・唐長さんでも描かれ、むす美の風呂敷に用いています。
浅葱色のグラデーションが美しいですね。
さてさて、そのお祭りとは・・葵祭です。
京都の三大祭りに挙げられる「葵祭」は、他の「祇園祭」・「時代祭」に比べると、御所(上京区)~下賀茂神社(左京区)~上賀茂神社(北区)の3か所と、京都市内の北の方を結んで行列が行われるのが特徴です。
先日のお休みに下賀茂神社を訪ねてみました。
下賀茂神社は、はるか縄文時代時代から始まる糺の森の木々に包まれたいわば"森の神社"。
糺の森も含めて世界文化遺産に登録されています。
上の写真の表参道から一本隣の道へ行けば、前日に流鏑馬が行われていた馬場が鮮やかな新緑に覆われていました。
世界遺産の地にて、お参りと同時に森林浴も出来ますよ!
寄り道をしてしまいましたが、楼門をくぐって立ち並ぶお社には双葉葵がそこかしこにあしらわれています。
晴れ舞台の為にお掃除中の舞殿の簾にも。
春風にたなびく幕にも。
本殿へつながる中門の幕にも。見えづらいですが、紫の帯だけでなく白地に織り込まれてもいます。
双葉葵は下鴨神社と上賀茂神社の神紋です。
葵の葉は常に太陽を向く習性があることから、太陽を「あおぐ」ともとられ、幸先良いとされたそうです。また双葉葵は縁をとりもち、夫婦円満を表します。
古より京の社に息づく双葉葵紋をぜひ直にご覧になってみてください。
風呂敷専門店「むす美 京都」スタッフの横関でした。
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