「おうちでも風呂敷を楽しみませんか」
おおきに~。風呂敷専門店「むす美 京都」 スタッフの堀です。
しとしとならぬ、ザァザァの雨が続いている西日本、皆さまは大丈夫でしたか。
私は幸い被害はありませんでした。ただ外に出ようにもどしゃぶりの雨。
自ずと休日でも自分の家にこもることになりました。
そこで今回はおうちでの風呂敷の楽しみ方、便利さをお伝えしたいと思います。
そもそも風呂敷の用途と言えば、贈り物や手荷物を"包む"、そしてそれを"運ぶ"ことをイメージされると思います。
店頭でもその持ち運びの形として、結ぶだけで簡単にバッグに出来ることを日々お伝えしています。
ただ風呂敷が役立つシーンはそうしたお出かけの時だけではないのです。
"敷く""覆う"こと、つまり風呂敷という1枚の布を「ただ広げる」だけで、おうちの中でも活用できるのです。
ここからは私の自宅を例として【おうちでの風呂敷の楽しみ方】をご紹介します。
かなり生活感のある写真たちとなっているのはお許しください・・
まずはこちら。
はい、本当に風呂敷をひろげているだけ、かけているだけです。
ちなみに下には...
日用品などの小物を入れた収納ケースがあります。
わざわざ棚を買うのがもったいないなと感じたので、三巾(約104cm)の風呂敷(伊砂文様・結アイ/オレンジ)で覆っています。
目隠しが出来る上に柄がモダンで色も鮮やか、リバーシブルだからめくってもきれいです。
今度はチーフサイズ(約50cm)を敷いています。
少しわかりにくいかもしれませんが、床に直置きしたHDDレコーダーの上にあるのが50おぼろ晒し/アイです。
テレビ台を買うのがもったいないと感じたので、テレビとHDDレコーダーを床に直置きしています。
ただそうすると、ホコリをかぶる心配やコードが丸見えになってしまうので、そこから守るために風呂敷を敷きました。
HDDレコーダーの奥にはスタンドミラーを立てていて、最近そこに藍染めの布をかけているので、それに合わせて綺麗な藍色の風呂敷を選びました。
藍染め布と風合いのあるおぼろ晒し風呂敷、なかなかマッチしていると思いませんか。
ひろげるシリーズから、今度は包むシリーズです。
まずは、45こはれ・ハチドリ/グリーンのティッシュボックス包みです。
ティッシュボックスを包む風呂敷は思い立ったら交換しているのですが、今は梅雨の時期のじとじとをスッキリさせてくれる爽やかなミントグリーンを選んでいます。
偶然なのですが、普段使っているヘアトリートメントのボトルと風呂敷の中の花が同じようなイエローで面白かったので、なんとなく並べています。
あとはこれ!衣類の小分けにとっても役立っています。
奥の大きめのものは、しずくバッグにした三巾伊砂文様・菊ウスムラサキ/セイジです。
中にタオル類を全部入れています。かなり大きさがあるバッグなので、まだゆとりがあります。
後の2つは、二巾(約70cm)で同じようにしずくバッグにして、片方は靴下・もう片方はタイツ類を入れています。(左が70京唐草/イエロー、右が70一越/マッチャ)
「この柄(色)の風呂敷にはこれを入れてたな」と覚えやすいですし、押入れから出している時中身が見えない、出し入れする時も楽...と良いことばかり。
これも発端は「わざわざチェストを買うまでもないのでは...」という、三度目のもったいない精神からでした。
結果、大満足です!
さぁ、次で最後です。
最後だけは、このブログを書くにあたって、せっかくだからこれを機会に...と試みたものです。
もとはこんな花柄のカバーをまとったクッションでした。
長い間変えていません。ので、イメージチェンジしましょう!
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か、可愛い...!!!
ニ四巾(約90cm)竹久夢二・つなぎだんごでおつかい包みと同じ要領で包み結ぶだけで仕上がります。
裏向けるとこんな感じです。結び目のリボンを見せたければこちらを表にしてもいいですね。
いかがでしたか。
おうちで楽しめる風呂敷活用法、どれもひろげる、もしくは簡単な包み方で出来るものです。
皆さまもぜひ、風呂敷の持つ色や柄、そしてサイズやシリーズごとの特徴を、自由にインテリアに活かしてくださいね。
それでは風呂敷専門店「むす美京都」スタッフの堀でした。
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