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2021年7月
タイトル:minä perhonen 皆川 明氏 デザイン あたらしい包装紙「tsutsumu」
おおきに~。風呂敷専門店むす美 東京の古結(こげつ)です。
いよいよ夏本番。日差しが照り付けるような暑い日が続いていますが、いかがお過ごしですか。
むす美の、新しい包装紙
この夏、むす美の包装紙が新しくなります。デザインを提供していただいたのは、minä perhonen 皆川 明氏。タイトルは「tsutsumu」。
むす美京都店・むす美東京店では8月1日~、むす美オンラインショップでは、8月19日実施のメンテナンス終了後のご注文分~スタート予定です。
デザイナー 皆川 明氏について
1967年生まれ。1995年に「minä perhonen」 の前身である「minä」を設立。ハンドドローイングを主とする手作業の図案によるテキスタイルデザインを中心に、衣服をはじめ、家具や器、店舗や宿の空間ディレクションなど、日常に寄り添うデザイン活動を行っている。デンマークKvadrat、スウェーデンKLIPPANなどのテキスタイルブランド、イタリアの陶磁器ブランドGINORI 1735へのデザイン提供、新聞・雑誌の挿画なども手掛ける。
(minä perhonen 公式HPより)
むす美のために、書き下ろされたデザイン
実は、あたらしい包装紙のデザインは、山田繊維設立60周年を記念し、デザイナーの皆川明氏が‟minä perhonen×むす美"の「ちょうむすび」の為に描き起こしたもの。
ふろしきとしても、商品化しています。
60周年の60という数字から連想された6面体が、連続している景色から生まれました。手描き感のある温かなラインは、 ふろしきが穏やかにどこまでも連なっているようにも見えます。
皆川明氏のコメント
・デザインのconcept
風呂敷は一枚の布を多様で多用に暮らしに生かすという日本の知恵から生まれた道具です。そしてそれは結ぶという所作によって形がなされていきます。
この絵は結ばれていく事で一本の線が奥行きを持っていく姿をシンプルに表し、物を包んだ時にはこの絵の立体感が新たな奥行きが現れてきます。
紙・印刷について
包装紙には、使用する紙やインクにも環境によいものを選びました。
紙は、FSC認証紙を使用しています。
そして印刷には、環境にやさしい植物油インキ「ベジタブルインク」を使用しています。
FSC認証紙については、別のブログで詳しくご紹介しています。
最後に
minä perhonen 皆川 明氏にデザインを提供いただいた、あたらしい包装紙「tsutsumu」
むす美京都店・むす美東京店では8月1日~、むす美オンラインショップでは、8月19日実施のメンテナンス終了後のご注文分~スタート予定です。
minä perhonenさんとコラボのちょうむすびシリーズのほか、当店のその他商品でもご利用になれます。※これまで使用していた包装紙もお取り扱いを継続致します。
むす美のあたらしい包装紙「tsutsumu」をご紹介致しました。
風呂敷専門店むす美 東京の古結でした。
今日の伝統色:褐色(かちいろ)
おおきに~。風呂敷専門店「むす美 京都」 スタッフの堀です。
『最近では「パーソナルカラー」「イエローベース」「ブルーベース」といった、1人1人の個性に合わせた色彩診断が人気です。
もともと色彩の区切り方・呼び名は世界各地で異なり、固有の文化を形成してきました。それはここ日本でも同じです。』
わたしたちの住む日本は豊かな自然に恵まれ、四季の変化もその美しさを引き立たせています。
そして美しい自然の中にあふれる色彩は衣服・陶磁器あるいは鎧などの武具にも取り入れられ、さまざまな色が生み出されてきました。
ここ日本で育まれてきた「伝統色」の世界を、染織文化研究家・中江克己氏の著作『色の名前で読み解く日本史』をもとにご紹介します。
今日の伝統色:褐色(かちいろ)
いま「褐色(かっしょく)」といえば黒ずんだ茶色を指しますが、かつては「かちいろ」と読み、藍染によって生まれる色でした。
一説によると、蒅(すくも。藍を発酵させたもの)を藍甕に仕込む前、臼(うす)で搗(か)ちて仕込み、染めたところから名付けられたそうです。
もう一つは、藍染の濃い色に光沢を与えるため、染上がった布地を臼か板の上で叩く。
これを「搗(か)つ」といい、そこから「褐色」となった、という説です。
「褐色は"勝ちに通じる"」と考えられ、武士たちの武具や鎧にも使われました。
そこから「勝色」という文字を当てることもあったようです。
さまざまな困難を抱えながらいよいよ開幕する、TOKYO2020オリンピック・パラリンピック。
開幕式を目前に控え、選手たちの健闘を心から願ってこの「勝色」を今回選びました。
「褐色(かちいろ)」にまつわるふろしき
【天然藍染】シリーズ
【天然藍染】シリーズは、阿波藍の産地として名を馳せた徳島県で藍の栽培から染色まで一貫して行う藍師・染師「BUAISOU」によって、100%国産の天然藍を使い伝統的な染色技法により1枚ずつ手作業で染められています。
一点一点微妙に異なる染具合は手仕事の証。洗うほどに藍に含まれるアク成分が抜けて色が冴え、使うほどに持ち主に合わせた経年変化を遂げる愛着をもって長年ご愛用頂けます。
「BUAISOU」さんの取り組みを詳しく紹介した記事もございます。
世界が注目!若き藍染師らBUAISOUのジャパンブルー|ほんのひととき|note
風呂敷専門店むす美 京都の堀でした。
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