こんにちは。風呂敷専門店むす美 東京の古結(こげつ)です。
むす美を運営する山田繊維株式会社では、様々な企業のOEMを承っています。
ふろしきを選ばれた理由には、企業それぞれのストーリーがあり、とても興味深いものです。
むす美のお店やオンラインショップでのお取り扱いはありませんが、これからこちらのブログでもご案内いたします。
2話目の今日は、ヨーガ教室を運営されている<37company合同会社 様>田畑様にお話を伺いました。
~ふろしきを使った新しいヨーガ「FLOW SHIKI」~
■ふろしきを使った新しいヨーガ「FLOW SHIKI」
田畑様は、2006年にインドでヨーガを習得された後、さまざまなお仕事を経て、現在は滋賀県を拠点に関西各地で教室を運営されています。
活動の中で【ふろしきを取り入れた新しいヨーガ】を考案され、"むす美のふろしき"をご活用いだいています。
今回 のインタビューでは「なぜふろしきだったのか」その理由を詳しくお聞きしました。
■ハンディキャップのある方たちとの出会いから生まれた
もともとオーソドックスなヨーガの教室を運営していましたが、2019年頃から京都にてハンディキャップのある方向けや、ご高齢のクラスを担当する中で、「普通のヨーガではなく、身体の固い方も無理なくチャレンジできる方法はないものか」と思っていました。
最初はタオルを使用していましたが、手に負担がかかったり、手拭いだと「面積的に足りないな」と思いながら「何が良いのだろう・・・。」と試行錯誤していたとき、「そうだ!ふろしきがあるじゃないか」とひらめきました。
ふろしきにポケットをつけてみた
ふろしきを使用することは決まりましたが、「布の端を伸ばしながら持つ」ことも人によっては負担になる場合もあり、それなら「ポケット」にしてみては?と思いつきました。 四隅に三角のポケットを縫い付けてみると、想像以上に使いやすく持ちやすいことがわかり、ポケットを作っていただきました。
実は、製造をお願いしている工場の方もヨーガをされていたことから、自らたくさんの試作を作っていただくことができました。
108個の刺繍のメッセージ
こちらのメッセージ刺繍も、ハンディキャップがありながら、とても器用でセンスのある方が多い滋賀県の作業所で行ってくださっています。
私が108個の好きなメッセージを考え、色は作業所の方にお任せしているので、"世界に1つだけの商品"になりました。
ヨーガ教室では、どのメッセージのふろしきが当たるか楽しめて「おみくじみたいだね」と喜んでいただいています。
会場全体もこのふろしきのおかげで明るく良い雰囲気になります。
■ふろしきのように「包み込み」循環していくことを楽しむヨーガ
<ふろしきならヨーガマットバッグにも>
実は「ヨーガ(YOGA)」は、サンスクリット語で「つなぐ」「むすぶ」という意味もあります。
ヨーガはライフステージに合わせて、高齢になり身体が硬くなってもできますし、ママが赤ちゃんと一緒に楽しむこともできます。
"季節のように移り変わる女性のライフスタイルに寄り添い、包みこみ循環していくことを楽しむ" という想いを込めて「FLOW SHIKI(フロウシキ)」という名前をつけました。
まだ「FLOWSHIKI」を始めたばかりで、これから試行錯誤していくのかなと思っていましたが、教室に参加されたみなさんは「ふろしきが使いやすい」と言っていただけています。
日本の文化であり知恵であるふろしきを使って、現代に生きる人を包み込んでいく「FLOW SHIKI」はカラダにもココロにも優しいヨーガです。
カラダが硬い方にも、運動が苦手な方にも幅広く楽しんでいただけたら嬉しいです。
そしていつの日か、むす美さんのふろしきを使って、世界中の人たちと「FLOW SHIKI」を楽しむことが夢のひとつです。
■最後に
今回は、<37company合同会社 様>田畑様にお話を伺いました。「FLOW SHIKI」のためにつくられた、可愛いイラストの「FLOW SHIKI」リーフも、とてもわかりやすいですね。
今のコロナ禍では「おうちヨーガ」も人気で、益々ヨーガ人口は更に増えると予測されているそうです。 これを機にこの「FLOW SHIKI」の良さを多くの方に知っていただきたいと思います。
風呂敷専門店むす美 東京の古結でした。
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37company合同会社
【事業内容】ヨーガスクール
【住所】〒520-0055 滋賀県大津市春日町5-3
TEL:077-535-7312
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