こんにちは。風呂敷専門店むす美 京都 の清野です。
5/19~5/21に京都文化博物館で行った京都初開催の「ふろしきSDGs LIFE2023」を無事に終える事ができました。当日会場にお越しなれなかった方にも、イベント会場の盛り上がりをアフターレポートにしてお伝えさせていただきます。
■3日間で総勢1,525名のお客さまがご来場
初日から雨天で足元の悪い中でしたが、予想以上の盛況ぶりでなんと総勢1,525名の方にご来場いただきました!さらに、包む体験・ふろしきクイズなどを盛り込んだスタンプラリーには487名の方が参加してくださいました。
ご家族や小・中学生、高校性、デート中のカップル、外国から来られた団体様など、本当に幅広い年代・国籍の方に来ていただき、ふろしきで彩られた空間の中でふろしき体験を楽しんでいただきました。
京都では知らない人はいない、ラジオ αステーション パーソナリティーのキヨピーさんも来場いただき、インスタグラムでシェアしてくださいました!
会期中には読売新聞社、毎日新聞社、京都新聞社にも取材いただき、新聞を見て駆けつけてくださった方も!
■インスタレーションや資料もSDGsにこだわりました
- ・ゴミを出さないシンボルツリー「ふろしきツリー」
- ・余剰布を使用した事例パネル
- ・プラスチックではなく燃えるゴミになるダンボールをボードパネルに
- ・配布用資料には「再生紙」を使用
など、なるべくゴミをださないよう展示物の素材にも配慮しておりました。ですが撤収後、ゴミはやはり出てきますね。
「もっとできる事はあるのでは」との気持ちをもって、改善につなげていきたいと思います。
■予約で満席になった「無料ワークショップ」
予約開始2週間で満席となった弊社広報・山田悦子による「無料ワークショップ」。3日間で約90名様に参加いただきました。体験された方は、
- 「忘れないうちに日々いろいろ結んでみます!」
- 「小学校の自主学習にする!」
など、嬉しいコメントもいただきました。
■代表取締役・山田芳生によるトークツアー
展示を見ながらふろしきの活用事例や、SDGsの取り組みを社長から参加された皆様にお伝えさせていただくトークツアーを開催。
学校の先生や学生さん、クリエイターの方なども参加され、ふろしきついての「ここだけの話」や「生産の背景」、「別注品の紹介」など、普段知ることができない話を真剣に聞いてくださっていました。
■包む体験を盛り込んだ「クイズ&スタンプラリー」
ご来場いただいた方に"1度はふろしきに触れてほしい"という想いで「クイズ&スタンプラリー」をご用意しました。
SDGsに関連するクイズと、基本的な包み方3種の体験を盛り込んでいます。
みなさん、折り紙を楽しむような遊び感覚で包む体験にチャレンジされていて、サポートするスタッフも一緒に楽しませていただきました。
■くるみボタン・バッジ、ヘアゴム、オリジナルふろしき製作
ふろしきの端切れで作る「くるみボタン」もお子様だけでなく、大人もご参加いただきました。
ふろしきのどの柄をボタンにするかを悩むのが楽しい瞬間ですね。
端材で作った"アップサイクルシール"を、ふろしきにデザインする「オリジナルふろしき製作」もクリエイティブな作品が生み出されていました。
■【RE・FUROSHIKI】の取り組みにも初チャレンジ
RE.FUROSHIKIとは、おうちに眠って使っていないふろしきを回収し、学校教材などサスティナブルな循環型社会に活かせないかという発案から生まれた企画です。
今回初の試みで、まだまだ周知も行き届かない中でしたが27枚のふろしきを、お預かりすることができました。
お持ちくださった方は、
「頂いたふろしきがタンスにたくさんあって、使ってもらえたら嬉しい。」
「インスタで見かけて、いい活動だなと思ったので持ってきた。」など、
私たちの想いを汲み取ってくださった方たちが行動に移してくださったことをまずは嬉しく思いました。
既に、ある高校の家庭科担当の先生が、この取り組みに賛同し手を挙げてくださっているので、ぜひ「RE・FUROSHIKI第1号」をカタチにしてご報告できるよう引き続き取り組み、環境にも人にも優しいふろしき文化を、みなさまとともに次世代に繋いでいきたいと考えています。
今回のイベントでは、普段は一般のお客様と話す事のないスタッフも、ふろしきを通じてさまざまな年齢、国籍の方とお話しできる貴重な機会になりました。
そしてお客様の笑顔を見て、あらためて「ふろしきって面白いな」と実感した時間でもありました。また来年も楽しい企画を用意して、「ふろしき SDGs LIFE」を盛上げていきたいと思います。
実行委員会の皆様、ご後援いただいた団体様のおかげでとても素敵なイベントになりました。誠にありがとうございました。
風呂敷専門店むす美 京都店 の清野でした。
主 催 / 後 援(順不同)
主 催
ふろしきSDGs LIFE実行委員会
ふろしき専門店むす美(山田繊維株式会社) / 地球環境パートナーシッププラザ / 天才アートKYOTO / Able Art Company / 社会福祉法人東京コロニー アートビリティ / 京都市紫野障害者授産所
後 援
京都府 / 京都市 / 京都の伝統産業 / 京都新聞 / KBS京都 / αステーション / 毎日新聞社MOTTAINAIキャンペーン事務局