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季節のお話
「風呂敷の知らない魅力 その4」
おおきに~。 風呂敷専門店「むす美 東京」 スタッフ今泉です。
気づけば9月も20日を過ぎ、2017年も残り4カ月...。
巷では、ハロウィングッズやクリスマスケーキのお披露目等イベントものが目立ちますが、これからのシーズンは、結婚式をされる方もいらっしゃるかと思います。
結婚は、おめでたいものなので、縁起の良い吉祥文様を選びたいですよね。
そこで考える...幸せのモチーフとは?
今回の『風呂敷の知らない魅力』では、"ブライダルにオススメ、結婚式に使える幸せモチーフ風呂敷"をご紹介致します。
48福コチャエ・富士山 (亀側)
こちらは、結婚式に参列されるゲストに差し上げる引菓子を小風呂敷にお包み致しました。
縁起柄である鶴と亀が、日本のシンボル富士山と一緒にデザインされています。青い富士山と赤い富士山を手前にした時の雰囲気は、どちらもインパクトがあり目を引きます。
ポップでキュートな色使いは、おめでたい想いを包むのにオススメです。
(鶴側)
【亀】古くから伝わる幸せの象徴
亀のモチーフは、鶴と組み合わせて吉祥文様として愛用され、不老長寿を祝う有名なことわざ「鶴は千年、亀は万年」があります。
昔話で有名な浦島太郎の話では、龍宮城の使いとされていますが、夫婦円満の象徴とも考えられ「夫婦共に白髪まで末永く...」という願いもあるそうです。
また、古い中国では仙人が住む不老長寿の地として信じられていた逢莱山の使いとされ、大変おめでたい動物とされていたようです。
亀は、日本だけでなく世界でも縁起が良いとされているので「おめでたい」セレモニーには欠かせない縁起物として、取り入れられています。
【鶴】天上界に通ずるおめでたい鳥
鶴のモチーフも亀同様、古くから長寿を象徴する吉祥の鳥とされています。鶴の鳴き声が共鳴して遠方(天)まで届くことから「天に届く=天地を結ぶ存在」と言われます。また、夫婦仲が大変良く、つがいになったら一生を連れ添うと言われているその姿から「夫婦鶴」と呼ばれ、夫婦円満の縁起鳥ともされています。鶴は美しい立ち姿や飛び交う姿が好まれ、風呂敷等に描かれています。
結婚式やパーティーの引出物を風呂敷に包むと、ホテルや式場の紙袋より美しく、ゴミにならず繰り返し使えるアイテムとなりますので、ゲストを想い、ご用意いただいてみてはいかがでしょうか。
それでは 風呂敷専門店「むす美 東京」 スタッフの今泉でした。
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【この時期にピッタリな あの文様】
おおきに~。風呂敷専門店「むす美 京都」スタッフの上田です。
風もすっかり秋めいてきて先日、自宅では衣替えを実行しました。
押し入れの中もひっくり返し、断捨離も実行‼‼
さすが私!と自分を褒めたたえました。
個人的に秋服大好きなので今から毎日が楽しみです♪
町を歩いていていると、早速ブーツ履いてる人を見かけました!!!
さすがに暑いやろ~・・と横眼で見ながら・・・
私は以前アパレル関連にも携わっていたので、店舗内で誰がブーツを最初に履いてくるか!? なんて競争をしていました。(笑)
そういえば大先輩方は・・・9月には・・・履いてましたね♪
さすがです!!
前置きはこれくらいにして・・・
本日は【うさぎ文様】についてお話させていただきますね。
さてこの時期にうさぎ文様の話題となると、
もうお月見のイメージしか出てこないですよね。
それにちなんで、今日はうさぎ文様のお話しです。
今年の中秋の名月・十五夜(旧暦8月15日)は、10月4日(水)です。
※お団子美味しそうですねぇ・・・一個つまみたい・・。
お月見について簡単に説明すると
・月に感謝をする
・農作物の豊作の祈願と、収穫の感謝をする
・月を眺め、愛でる習慣
これらが合わさったものとされています。
【月に感謝をする】
農作物の収穫をするときには、夜遅くまでかかることがあります。
電気がなかったような時代には、月明かりは、農作業の大きな助けとなっていたのですね。
そのため、月に感謝を捧げたのだそうです。
【農作物の豊作の祈願と、収穫の感謝をする】
秋は、様々な農作物の収穫の時期です。
お米もその中の1つですが、昔の日本人にとっては、お米の出来・不出来は、とても重要なことでした。
地域によっては、田植えの作業が終わったら、お祝いとしてごちそうを食べる風習もあるほどです。
そのため、お米を含めた農作物の豊作を祈願し、無事に収穫が終わったものは感謝を捧げる、その儀式がお月見という風習に繋がっていると言われています。
【月を眺め、愛でる習慣】
古来から、日本人は、月を眺めて楽しむ習慣がありました。
和歌などに「月」がよく詠まれていることからも分かりますね。
秋の月は、1年の中で最も美しいとも言われていたようで、それがお月見に繋がっているとも考えられています。
お月見の豆知識はそれぐらいにして、うさぎ文様について説明しますね。
この月には「うさぎ」が住んでいるといった説話もあります。
うさぎは、月の使いとも言われ、「ツキを呼ぶ」縁起のいい動物と信じられ、
また因幡の白兎神話でも知られるように、神聖な動物で瑞祥の動物とされています。
うさぎといえば、跳びはねる=飛躍、子沢山=豊穣・子孫繁栄の象徴とされ、長い耳は福を集めるといわれています。
他にも古くから東洋では「春の象徴」とされ、優しく、穏やかな姿は家内安泰と平和をも意味しています。
意味になぞらえて思いを託す・・
風呂敷、そして日本文化の奥ゆかしさが、とても素晴らしいと感じます。
むす美にもうさぎ文様が、ほどこされている風呂敷がございます。
縁起の良い「うさぎ」をモチーフに描かれた秋にふさわしい色合いの、ちりめん素材のふろしきです。
片身替わりのデザインなので包むものによって、がらりと印象が違ってみえるのが
非常に素敵な一枚です。
平包み
瓶包み(750mlのボトル2本)
同じ、一枚の風呂敷なのに印象が全く違いますよね。
そしてこちらも、少しユニークなうさぎ柄ですのでご紹介いたします。
読書の秋なのでぜひ、ブックカバーとして使って頂きたいですね♪
それでは 風呂敷専門店「むす美京都」のスタッフの上田でした。
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